どんな言葉を掛けることができたんだろうか。

その女の姿はチヅルだった。

キョウは、カツミが消えたのがシュンの仕業だと気づいた。

事件を担当する検事・小野寺から話を聞きながら、凛は9年前のことを思い出していた。

カツミが今まで後悔していたのは、自分がシュンのことを殺さなかったことだった。

辺りを見回すと、目の前には大きな男がいた。

シュンは、おじいちゃんとの約束通り、カツミが改心しているのかを確かめることにした。

美里は骨折したものの命に別状はなし、子どもは助からなかったが、赤ん坊の喉元に異常を見つけた医師が警察に通報、警察に事情を聞かれ赤ん坊の殺害を認めた美里を緊急逮捕した。

異変に気付いた母親により実家のある地元の病院にかかり症状が改善した。

その後 シュンは小屋にチヅルを迎えに来た。

どうすることもできないと、諦めきった表情のチヅル。

特に印象的だったのは、クライマックスのシーン。

という内容でした。

とは言うものの、共働き等で忙しい現実の親が自分の子供を他者に任せてしまうところにも大きな原因が有る訳だ。